JOURNAL ASIA

日本の高レベル放射性廃棄物のゆくえを追う

11.08. 原子力空母に係る日米合同訓練

日米合同訓練に行ってきたが、茶番と酷評を受けている。

それにマスコミがわんさか次々にたかる様も妙に映った。
後半途中であまりに凄かったんで、傍観してしまった。

記者さんって傲慢そうに見えるのは、お仕事が大変だからなのか、
そんなに大きなカメラ持ってることが偉いわけ?
マスメディア様々ですか。
本当「記者」って妙な職業だ。


この訓練の報告を少々。


10:38

まずは市長がひょっこり出て来て、メディアの多さに少し驚いて、
席に着いた。

訓練は事故発生の連絡を市長が受け取るシーンから。


蒲谷亮一市長



電話が入っているという言葉を受け、
受話器を取る市長。

事故が起きたということで、何点か確認。

いつ起きたのか
大事故なのか
何処の部署には既に知らせたのか
今後どの機関と連絡を取るつもりなのか等など。


市長のお電話練習が終わると
会場移り、
情報調整室へ。



11.08. 原子力空母に係る日米合同訓練



ここでは状況把握、管理をしている。

指令を出し全体の管理をする「総括」

データチェックをする「広報班」

得た情報の整理をする「情報班」

広報担当の「指揮班・進行班」



と大きく分けて4班に分かれていた。

最も情報班が大きく、中央に配置され、

各省庁の代表が向かい合わせに座っていた。





↑進行の様子は

進行班の人間がPC入力しプロジェクターで

見れるようにしている。



訓練全体の内容では

主に広報に関することが多かった。

ほぼそれに終始していたと言っても大袈裟ではなかったように思う。



事故発生の連絡が
どこからともなく入ってくる。



日本人従業員に関して、
通常通り業務遂行中と連絡が入る。



11:10

海上自衛隊「きぬがさ」に対し、

要請が出る。

11:25出港。



日米合同モニタリングが行われる。



その間、本会議が設置される。



第1回本部員会議

↑第1回本会議の様子。

(時間を置いて計3回開かれた。)





モニタリングの際

採取した海水を日米がそれぞれが持ち帰り、

直ぐに検査。

その後、

結果が分かる迄の時間は約5分。



モニタリングをしてる最中

情報調整室では終始、

いかに広報するかを打ち合わせ。



現場状況がどこからともなく、

データもどこからともなく

流されてきて、

それを

班が全体に流す。



誰もその情報源を疑いもせず

打ち合わせは

「日常と変わりない」ということで

淡々と進んでいく。



日本側、米側の広報案が

どこからともなく送られてくる。



それを人数分急いでコピー、配布。



日本語版と英語版でそれぞれ

相違がないか確認する。



日本側が出す広報と

米軍側が出す広報に相違があってはならないことが

顕著に伺えた。


露骨なものだ。


米軍側がここで初めて発言。



調査の結果、安全であるということをもっと具体的に

はっきり言及するよう提案。

「家庭探知機にも反応しない程度であることを

例えば分かりやすい表現として、自然界に存在するバナナ一本分に値しない程の

放射能と」説明することを示唆。



米側からの広報案は計3回送られてきた。



総括は時折、

市民からの問い合わせがないか

各省に確認し、

町で騒ぎは起きていないか指揮班に確認してる。





通常値だと連絡が入ると

11:40

報道発表が出された。



指揮班は

11:42報道投げ込み開始。

「環境、人体ともに影響がない」と

横須賀港近辺の

子供育成機関、私立、保護者、教育委員会に

個別に連絡を入れる。

電話もあればFAXでもする。

その対策、サポートを担う。



見学していた人が指摘したように、

驚いたことに

誰も“何故”/“どう”起こったのか、に関しては指摘せず、

事は淡々と進んでいった。

いつ漏れたのか、

危険な状況か否か、

数値、

その数値が意味すること等

そういったことに関心を向けていて、

現場の状況の認識、

また結局どう処置したのかはほぼ皆無。



面白かったのは

英語が出来る日本人3名が米側へ説明、通訳する以外、

例えばモニタリングに関する情報を報告する人間は

日本語で米側に説明する。

身振り手振りで。

何となく分かった米側は

OKと返す。

日本人が状況説明をするのを

通訳が説明するだけでなく、

中心的な人物も英語でかぶせていく。

見事に二度手間。



時折通訳が電子辞書片手に通訳に精を出していたのも、

そもそも通訳の机にそれが置いてあるのも

面白かった。



送られてくる日米の書類に相違点があっちゃいけないから、

米側も通訳と一生懸命

比較、調整に躍起になる。





↑左側に通訳と米側。



そんなこんなで

一生懸命擦り合わせた内容

「人体的、環境的影響は全くない」

ということを

最終的に会見で発表されました。



原子力空母に事故が起こったら

自分で確認するしかないというのか。

まぁ入ることすら出来ないだろうけれど。



これ、思ったんだけど

実際起こった時にはメディアスペースもないだろうから

メディアも含め、第三者は居ないはず。



この部屋が密室的になった時、

実際どのような会話がされるのか

想像すると怖くなる。









そういえば結局原因はなんだったんだろう。

どう処理されたんだろう・・・・・













何より気に入らなかったのは

最後にわざわざ市長に会い

話にきた米側のケリー氏、ナイリー少佐、マカネニー、

(あと一人忘れてしまった‥)それと通訳の態度と発言。



「本当に市民の安全を考えていますので

今後こういったことのないように

頑張ります。」と一見真摯な感じな面持ちで語ってたけれど、

(ちなみに市長らは大きく頷き返していた・・・)


まともな訓練の実施を。




市長登場の前に記者陣に向かって「画の為の訓練ではなくてちゃんと訓練するので、」と断りをわざわざ入れ、指示に従うように促してたけど、
「画のため」云々以下の問題かと。
時間の無駄。



お疲れさまです。

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